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自動車保険の等級制度は事故の有無とどう関係するの?

初めて自分専用の自動車を購入して運転するのは楽しいことですが、任意で加入する自動車保険選びも重要だということを、この機会に知ってください。初めてでわからないからと、自動車販売会社ですすめられたままに加入する人もいますが、万が一の場合に備えて加入する大事なものです。長いお付き合いになることもあるので、保障内容や保険料の決まり方などをきちんと理解して、保険料の節約になるポイントも押さえるのが賢い加入の方法です。

等級が下がると保険料はいくらになる?

自動車保険の等級は1等級から20等級まであり、初めて加入する場合は6等級からが原則です。1年間無事故で過ごした場合、1等級ずつ等級の数が大きくなり、
保険料が安くなっていきます。反対に事故を起こして保険を適用した場合、次の年の等級は3等級も下がり、保険料も高くなってしまいます。

では、具体的に計算してみましょう。実際は、自動車保険の保険料や割引率は、保険会社・年齢・免許証の帯の色・自動車の車種・グレードや装備・
補償金額・車両保険の有無・特約の有無などによって異なりますが、ここでは「10等級で年間保険料10万円の自動車保険料を払っていた人の場合」を想定します。
この人のその年の自動車保険の保険料の割引率は、45%引きで10万円でした。その年に自動車保険を適用する事故を起こしてしまい、次の年の等級は7等級に下がり、
保険料の割引率は20%引きで145,454円になってしまいました。事故を起こさなかった場合、次の年には11等級に上がり、保険料の割引率47%引きで
96,363円になるはずでした。事故を起こしてしまうと、次の年の保険料は145,454円-96,363円=4万9,091円も高くなってしまいます。
これでは、事故を起こしてしまったショックに加えて、予想以上の出費に大きな負担を感じる人も多いことでしょう。

等級を上げるにはどうしたらいい?

自動車保険を適用するような事故を起こすと、原則的に次の年の等級は3等級も下がってしまいます。そして等級を上げるためには、
安全運転を心掛け1年間無事故で過ごすことで1等級ずつ上げていく以外に方法はありません。無事故歴はお金で買えるものでもないですし、
ほかの誰かと代わってもらうこともできません。自動車保険の取扱い会社を変更しても、等級はリセットされずに引継がれます。

強制加入であり、加入しないと自動車の運転もできないという条件のついた「自動車責任賠償保険」を適用して、その範囲内で補償が済めば
任意保険の等級が下がることもない、と考える人もいるかもしれません。しかし「自動車責任賠償保険」は、他人をケガさせてしまった場合にのみ保険料が支払われる保険です。
相手の自動車など物を壊してしまった場合は補償されないので、任意保険を適用することになります。それに、対人賠償の保険であるといっても、
支払い項目や要件が細かく決まっていて、条件に合わない場合は保険料が支払われません。事故を起こした直後は、相手のケガも軽傷で済み、
自動車責任賠償保険で補償できたとしても、ある程度の時間が経ってから後遺症が出たと主張されることも多くあります。そのような場合は、
任意保険で対応しなければならないことが少なからずあります。自動車保険の等級を上げるには、やはり無事故で1年間過ごして1等級ずつ上げていくほかないのです。

事故は3種類!等級が下がらない事故もある?

自動車保険を適用して次の年の等級が変わるかどうかという視点から事故を見ると、3種類の事故に分けられます。3等級下がる事故、1等級下がる事故、
保険料が支払われたにもかかわらず次の年の等級が上がる事故(ノーカウント事故)の3種類です。

具体的な事故の内容で見てみましょう。3等級下がってしまう事故は、自動車を運転中に歩行者にケガをさせた、
運転中に他人の自動車にぶつかった、運転中に不注意で柱にドアをぶつけて大きく破損したなどの、支払われる保険金が大きい事故です。
1等級下がってしまう事故は、駐車中の自動車が盗難にあった、自動車に落書きされた、運転中に飛んできた石が当たりフロントガラスにヒビが入ったなどの、
車両保険が支払われる事故が多いです。そしてノーカウント事故は、家族がお店の商品を破損してしまい特約でつけた個人賠償責任保険を適用して弁償した、
自動車事故を起こしたが弁護士費用特約を適用して弁護士費用が支払われただけであったなどが想定されます。
車両保険や個人賠償責任保険などはつけないという人も多いですが、家族が増えたりして状況が変化した場合はつけることを考えても良いでしょう。

1年間のうちに複数回事故… 保険を適用するとどうなる?

あまり想定したくはないですが、1年間のうちに自動車保険を適用するような事故を複数回起こしてしまった場合、
次の年の自動車保険の等級や保険料がどうなるか見ていきます。最初に想定した事例の10等級の自動車保険に加入している人が、
運転中に歩行者にぶつかってケガをさせた事故と、駐車中の自動車に落書きをされて車両保険を適用した事故を、1年間のうちに起こしたとします。
そうすると、歩行者にケガをさせた事故で3等級下がり、落書きされた事故で1等級下がり、次の年の等級は合計で4等級下がります
。自動車保険を適用するような事故を起こさなければ11等級に上がるはずでしたが、6等級に下がってしまいます。
保険料は11等級96,363円に比べて6等級147,273円と、50,910円も高くなってしまいます。
自動車に落書きされた、飛び石がフロントガラスにあたってヒビが入ったなどの事故で、車両保険を1年間のうちに2回適用した場合は、
1等級下がる事故を2回起こしたということで次の年の自動車保険は2等級下がります。その年の自動車保険の等級が10等級だった場合、
次の年は8等級に下がります。一方、保険料は事故を起こさなかった場合の11等級96,363円に比べて、8等級143,636円と47,273円も高くなります。

等級がよくても事故の有無で割引率は変わる?

事故を起こして自動車保険を適用するようなことがあっても、次の年から3年間、もしくは1年間我慢して等級を戻していけばいいだけのこと、
と考える人もいるかもしれません。しかし、「一度自動車事故を起こした人は、事故を起こしてない人と比べて事故を起こす確率が高いから」という理由で、
保険料が高めに設定されるので注意が必要です。同じ等級でも、事故を起こして自動車保険の等級が下がった人の保険料は、
無事故で等級が上がった人に比べて割高に設定されています。例えば、最初に想定した事例の10等級の人が3等級下がる事故を起こしてしまった場合、
次の年の等級は7等級に下がってしまい、保険料は20%引きの145,454円です。同じ条件の自動車で6等級だった人が
1年間無事故で過ごすと次の年の等級は7等級に上がり、保険料は30%引きの127,273円です。事故を起こして保険を適用すると、
次の年の等級が同じであっても事故有145,454円-事故無127,373円=18,081円も保険料が高くなる仕組みになっています。

ちょっと擦っただけの時は?保険を使ったほうがいい?

事故を起こしても、自動車保険を適用せずに自己負担で対応した場合には、次の年の等級を上げることができ保険料も安くなります。
例えば、他人を傷つけた、他人の自動車を壊したなどの大きな事故ではなく、自動車のドアやバンパーを少し擦った程度の事故は、
自己負担で対応したほうが経済的だといえます。実際に、擦った程度の小さな傷であれば、自分で修理してしまうという人も多くいます。
自動車の修理費用と次の年の保険料の金額を比較して判断したい場合は、修理費用の見積もりをとるのと同時に、
加入中の自動車保険の取扱い会社で次の年からの割高になる保険料の試算をしてもらうこともできます。
傷の修理の出来具合に満足できるのであれば、自分で修理キットなどを購入して対応したほうが、自動車保険を適用して保険料が高くなるより、はるかに安い金額で済む可能性が高いでしょう。

事故ありの等級はいつまで続く?継続期間は?

事故を起こして保険を適用した場合、1回の事故につき3等級もしくは1等級、次の年の保険の等級が下がってしまい、その後無事故であれば1年毎に1等級ずつ上がっていきます。
同時に、割高の保険料を支払う状態も、それぞれ3年間または1年間続いてしまいます。

例えば、最初に想定した事例の10等級の人が3等級下がる事故を起こしてしまった場合、
次の年は7等級20%引き145,454円+2年目8等級21%引き143,636円+3年目9等級22%引き14万1,818円=3年間の保険料43,908円です。
同じ条件の自動車で6等級だった人が1年間無事故で過ごすと、次の年は7等級30%引き12万7,273円+2年目8等級40%引き109,091円+3年目9等級43%引き103,636円=3年間の合計34万円です。
3年間の差額は、事故を起こして7等級に下がった場合43,908円-無事故で7等級に上がった場合34万円=9万,908円にもなります。

また、事故を起こして等級が下がっているときに再度事故を起こすと、等級がさらに下がって割高の保険料を支払う期間も長くなってしまいます。
割高の保険料が設定されている7等級以上の場合で説明します。例えば、13等級のときに3等級下がる事故を起こして保険を適用した場合、
次の年の自動車保険の等級は10等級で、割高の保険料の支払いが3年間続きます。10等級の年にさらに3等級下がってしまう事故を起こすと、
その次の年は7等級になってしまいます。10等級のときに事故を起こさなければ、割高の保険料を支払うのは残り2年間でしたが、
さらに3年間延長されてしまいます。割高の保険料の支払いが続く期間は上限6年間となっていますが、多額の出費になってしまうことは間違いないでしょう。
任意で加入する民間の自動車保険は、強制加入である自動車責任賠償責任保険ではカバーしきれない事故も補償してくれる心強い保険ですが、
可能な限り保険料を節約したいと考えている人も多いものです。事故で発生した費用を自己負担して保険料が高くならないように工夫することもできますが、
無事故で過ごすことが何よりの保険料節約になります。自動車を運転する人は、毎日の安全運転を心がけるようにしましょう。

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