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車両保険を使うと、等級は「下がる」が自動車保険料は「上がる」

事故に遭った場合、あなたは車両保険を使って修理をしますか?しかし、車両保険を使うと「等級が下がって、自動車保険料が高くなるのでは」と気になる人も多いはず。そこでこの記事では、車両保険を使うとどうなるのか、車両保険を使うべきかをどう判断するのかについて解説しましょう。

事故によって車両保険を使うと、等級は「下がる」

車の修理費、自腹で払うか、車両保険を使うか迷いますよね……。

車両保険を使うと、一般に(※免責金額の設定により)自腹で払う修理金額は安くなります。

しかし、車両保険を使うと等級は下がります。等級が下がることによって、自動車保険の保険料が上がってしまいます

そのため、事故に遭って自動車が傷ついた際に、車両保険を使うかどうかは慎重に考えなければなりません。車両保険を使うかどうかの判断基準については、後述します。

    【ポイント】

  • 自動車保険にはノンフリート等級制度があり、等級が高いほど保険料の割引率が大きくなる
  • 初めて自動車保険に加入する場合、基本的に「6等級」からのスタートになる
  • 保険期間中に保険を使わなければ、等級が1つ上がる

等級が「下がる」と、自動車保険の保険料は「上がる」

自動車保険にはノンフリート等級制度がある

自動車保険には等級制度(ノンフリート等級制度)があり、等級が高いほど保険料の割引率が大きくなります。

自動車保険では最大で20等級まであり、初めて自動車保険に加入する場合には、通常「6等級」からのスタートとなります。

そして、契約期間中(保険期間中)に保険を使わなければ、等級が1つ上がります。

【自動車保険の等級による割増引率】

等級 事故有 無事故
20等級 -44% -63%
19等級 -42% -55%
18等級 -40% -54%
17等級 -38% -53%
16等級 -36% -52%
15等級 -33% -51%
14等級 -31% -50%
13等級 -29% -49%
12等級 -27% -48%
11等級 -25% -47%
10等級 -23% -45%
9等級 -22% -43%
8等級 -21% -40%
7等級 -20% -30%
6等級 -19%
5等級 -13%
4等級 -2%
3等級 +12%
2等級 +28%
1等級 +64%

※-は割引、+は割増を意味する。

車両保険を使うと、3〜1等級が下がる(3等級ダウン事故・1等級ダウン事故)

契約期間中に保険を使わなければ、等級が1つ上がると説明しました。

この点、事故で車両保険を使った場合には、基本的に「3等級」下がってしまいます(3等級ダウン事故)

ただし、事故の内容によっては「1等級」下がるケースもあります(1等級ダウン事故)

【3等級ダウン事故・1等級ダウン事故一覧】

3等級ダウン事故 1等級ダウン事故
対人賠償保険金が支払われた
対物賠償保険金が支払われた
車両保険金が支払われた
・盗難の被害に遭った
・落書きなどのいたずらをされた
・災害に遭った
・飛び石などで傷がついた
※以上のケースなどで車両保険金が支払われた場合

自動車保険を使っても、等級が下がらない場合もある(ノーカウント事故)

基本的に保険金が支払われると、等級が下がります。しかし、自動車保険を使っても等級が下がらない(等級に影響がない)場合があります。それが、「ノーカウント事故」と呼ばれるものです。

具体的には、以下の補償や特約などを使った場合の事故を指します。

  • 搭乗者傷害保険
  • 人身傷害補償保険
  • 無保険車傷害保険
  • ファミリーバイク特約
  • 弁護士費用特約
  • 個人賠償責任保険
  • ロードアシスタンスサービス

ただし、保険会社によってノーカウント事故として扱われる内容が多少変わるので、契約時にしっかり確認しておきましょう。

    【ポイント】

  • 事故で車両保険を使うと、次年度に「3等級」下がる(3等級ダウン事故・1等級ダウン事故)
  • 事故によっては、自動車保険を使っても等級が下がらない場合がある(ノーカウント事故)

車の修理で損をしないための、車両保険を使う判断基準

車両保険を使って車を修理するかどうかの基準は?

車両保険を使って車を修理するかどうかは、修理金額を聞いてから決めるのがいいでしょう。なぜなら、等級が下がることによって、翌年から保険料の負担が大きくなってしまうからです。

車両保険を使って修理するかどうかを決めるうえで、まずは保険会社に問い合わせ、補償を受け取るとどのくらい保険料が上がるのか、等級が元に戻るまでの間どれくらいの保険料を支払うのかを確認してみましょう。

その後で、板金塗装工場で修理金額の見積もりをしてもらうことです。

これらを踏まえたうえで、安く収まるほうを選ぶのがベストでしょう。

    【ポイント】

  • 車の修理に車両保険を使うかどうかは、保険会社や板金塗装工場に問い合わせや見積もりをしたうえで判断する

少しでも自動車保険料を安くするために、保険会社を変えるという選択も考えてみる

「3等級」下がった場合、元の等級に戻るには「3年」かかる

保険金を受け取ると等級が下がり、自動車保険の保険料は上がってしまうことは前述のとおりです。

それでは、一度下がった等級は元に戻るのでしょうか。

この点、等級は1年間保険を使わなければ(※無事故でいれば)1等級上がります。1年に1等級しか上がらないため、保険料を安くするには地道に無事故を続けるしかありません。

一括見積もりサイトの利用で自動車保険料が平均18,000円安くなる

自動車保険の保険料を下げるなら、地道に無事故を続けることと説明しました。しかし、実はもう1つ、保険料を下げる手段があります。

それは、一括見積もりサイトを利用することです。

複数社の自動車保険を比較・検討することが、保険料を抑えるだけでなく、自分に合った補償を選ぶうえでも有効です。

まずは一度、一括見積もりサイトを利用してみてください。

    【ポイント】

  • 自動車保険の保険料を安くするなら、一括見積もりサイトの利用も検討してみる

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