査定額0円の車って言われてショック……少しでも高く売る方法4つ

少しでも高く売るにはどうしたらいい?
売りたい車の査定額が0円だったらショックですよね。
少しでも査定額を上げるための方法があるのはご存知ですか?
このサイトでは、査定額が低くなってしまう要因や査定額を上げるための方法4つも紹介いたします。
このページのもくじ
0円査定になってしまう車はどのような車か
売ろうとした車の査定額が0円だと言われたことには様々な要因が考えられます。
ここでは、一般的にどのような車が査定額を低くしてしまうのかを紹介していきます。
車検が残っている車は査定額が低くなりやすい
車検が残っている車は査定額が低くなりやすい傾向にあります。
たとえ車検の残った車を買い取ったとしても、業者にはあまりメリットがないからです。
もし売り手が決まらなければ、車を保管したまま車検の残り期間は減ってしまうことがデメリットとなります。
そのため業者からすると、車検が残っていることへの付加価値はあまりないといえるでしょう。
しかし、人気車種や大型車の場合は例外です。
大型RV車や3ナンバーなどの高級車は、重量税が高いという特徴があります。
そのため、大型RV車や3ナンバーなどの高級車は車検が残っている車のほうが売れやすく、査定額もプラスになるケースが多いからです。
業者の判断で車検を一時抹消すると、本来なら車を売った人に戻るはずだった前払いした分の重量税が業者に還付されることになります。
したがって、差額分が買取額に含まれるという理由から査定額がプラスになるのです。
修復歴がある車は査定額が低くなりやすい
修復歴のある車は査定額が低くなってしまう要因になります。
修復歴がある車とは、車のフレーム部分の交換や修復をしたことがある車のことです。
具体的には、フレームやフロントクロスメンバー、フロントインサイドパネル、ピラー、ダッシュパネル、ルーフパネル、ルームフロアパネル、トランクフロアパネル、ラジエータコアサポートの骨格部分に損傷があり修復した車です。
つまり、これらの9箇所以外の部分に損傷がある場合は修復歴とは言いません。
例えば、塀などに車を擦って修理をした程度であれば修復歴車にはなりません。
もし売ろうとしている車に損傷がある方や修復したことがある方は、損傷した箇所を確かめ、修復歴のある車に該当するのかどうかを確認してみましょう。
ミニバンやワンボックスカーなどの車種の車は査定額が低くなる
ミニバンやワンボックスカーなどの車種の車は査定額が低くなる傾向にあります。
ミニバンは短いボンネットのある車です。
ミニバンは、中古車市場で人気があり需要が高いものの供給も多いので、査定額が低くなりやすい傾向にあります。
ワンボックスカーはボンネットがなく、横から見たらほぼ真四角な車です。
ワンボックスカーは商用車としての利用が多いため、走行距離が長かったり内外装が傷んでいる場合が多く、査定額が低くなりやすい傾向があります。
車の色が派手な原色の場合は査定額が低くなる
ボディカラーが派手な原色の場合や塗り替えている場合も査定額が低くなってしまう要因となります。
査定額が高くなりやすい色は、ホワイトやブラック、シルバーなどです。
街を走っている車を見れば分かることだと思いますが、ホワイトやブラック、シルバーなどの車は多いですよね。
ホワイトやブラック、シルバーなどの車はシンプルで飽きにくく、どの車種にも用意されているので多くの人が検討しやすい傾向にあり、お手入れしやすいため人気があります。
0円と査定された車を売るにはどうしたらいい?
売ろうとした車の査定額0円と言われたからと言って簡単に諦めてしまってはいけません。
実は査定額を上げてもらえる場合もあります。
ここではディーラー・販売店または買取専門店で車を売る場合に査定額を上げるための方法を紹介していきます。
ディーラーや販売店で売る場合は交渉するべき
ディーラーや販売店で売る場合は、業者の方に交渉してみるのがいいでしょう。
車の販売で得られる利益を求めるディーラーや販売店では、交渉次第で下取り価格を上げてくれることもあります。
業者の方に「下取り0円なら(あまりにも安い価格なら)購入はしない」「他店での購入を考える」などと切り出すことで、査定額を少しでも上げてもらえないかどうか交渉してみましょう。
買取専門店に売却する場合は複数の会社から査定してもらおう
買取専門店で売る場合は、複数社から査定をもらうのがおすすめです。
1店舗だけの査定で、車をどうするかの判断をしてしまうのはとても危険です。
査定額は業者によって異なるので、1店舗だけの査定だとそれが高いのか安いのかの判別をすることはできません。
また比較することで、「他の店より安いから高くしてほしい」と交渉しやすくなります。
業者によって高く買い取れる車種が違うことを念頭に置いて、必ず複数社から見積もりをしてもらいましょう。
0円と査定されてしまったら?査定額を上げる方法4つ
傷や部品の劣化などを修復することは難しいですが、自分でできる範囲で査定額を上げられる可能性はあります。
ここでは、車の査定額をアップさせるためのポイントについて紹介していきます。
できる限りきれいにしておいた方がよい
少しでも車を高く売りたい場合、見えるところだけでもきれいにしておくことが大切です。
特に、シートやフロアマットなどは、交換が必要と判断されると、査定額が下がってしまいます。
車内は専門的な知識がなくても清掃できるところが多いため、査定前にはしっかりとお手入れをしておきましょう。
また、汚れた状態だと大切に乗っていないと思われてしまい印象が悪くなります。
売却を考えている車だからこそ、必ず洗車をしておきましょう。
エンジンのオーバーホールやエンジンの載せ換えを行った場合
エンジンのオーバーホールとは、通常の点検作業ではできない劣化部品の交換や調整、洗浄を行う作業のことを言います。
エンジンのオーバーホールや載せ換えをしている場合、査定額が上がる可能性があるため、必ず申告しましょう。
ただし査定額が上がるからといって、わざわざ載せ替えてから査定に出す必要はありません。
エンジンのオーバーホールやエンジンの載せ換えには多額の費用がかかるため、載せ換えにかかった費用の分だけ損をしてしまいます。
車関係の書類は揃えておいたほうが査定額は上がりやすい
車を購入した際にもらった書類が一式揃っていると査定額が高くなりやすい要因になります。
車の基本情報や次の利用者に必要な書類の有無は、査定額に影響が出る場合もあります。
オーナーとしての信頼性にも関わるため、定期点検整備記録簿や取扱説明書などは、用意しておけるとベストです。
純正部品も用意しておく方が査定額が上がりやすい
純正以外の部品に付け替えているものは、必ず純正品も用意しておきましょう。
基準ぎりぎりに設計されている社外品は、場合によっては車検に通らない可能性があります。
たとえ、運転しやすいようにカスタマイズしていたとしても、それは査定額を上げる要因にはなりません。
できるだけ購入時と同じ形に近づけることが、0円査定から査定額を上げるためのコツとなるのです。
最後の手段!0円と査定された車を廃車業者へ売る
どうしても査定額が0円で廃車にするしかかない場合は、廃車買取業者の利用を検討してみましょう。
廃車買取業者を利用することで、査定額がつく可能性もあります。
廃車買取業者に売るメリット
廃車買取業者は車の中古部品を販売することを目的とする業者です。
よって、中古車としてそのまま使用するのではなく、車の中古部品に値段をつけてくれます。
中古部品といった独自の販売ルートとなるため、ディーラーや販売店とは違う査定結果が出る可能性があるのです。
加えて、廃車にすることで先払いで支払った、自動車税・自動車重量税・自賠責保険の払いすぎた税金の返還を受けられます。
ただし、軽自動車は返還された税金を受けとることができないため、注意が必要です。
廃車買取業者に車を売るまでの流れ
廃車買取業者に車を売る際は、いくつかのステップがあります。
まずは買取査定の申し込みです。次に査定額の連絡が入り、その金額に同意すると、引き取りとなります。
引き取り希望日の調整が行われ、決まった日時に査定された車が引き取られていきます。
その後、買取金額の支払いが終わると、廃車手続きは完了です。
手続きが完了した証として、「一時抹消登録証明書」など、廃車にした証明書が郵送されてきます。
これらの書類は、先払いした自賠責保険や任意保険の還付を受けるときに必要になるため、廃車を証明する書類は必ず発行してもらいましょう。
査定額0円の車を「車査定・買取の窓口」で売るのがおすすめ
ディーラーや中古車販売店で「金額はつかない」と言われてしまっても、買取専門店では買い取ってくれる可能性があります。
しかし、高値で買い取ってくれる業者を自分で探すのは手間と時間もかかるでしょう。
そこでおすすめするのが、「車査定・買取の窓口」です。
売りたい愛車にぴったりな高額で買い取りしてくれる会社を紹介してくれる「車査定・買取の窓口」を上手に活用して、査定額0円と言われた車の買取価格アップを目指しましょう。