10年落ちの車を高く売る方法5つ!下取りに出す前に一括査定

10年以上使った車は価値がほとんどないって本当?
10年落ちの車を高く売るための方法を知りたい!
10年落ちの車は、一般的に査定額が高くなることはあまりなく、ほとんど値がつかないのが現状です。
しかし、車の状態や車種、走行距離によれば高く買い取ってもらえる場合もあります。
10年落ちの車を売ろうとしている方に、車を少しでも高く売るための方法5つを紹介します。
また10年落ちの車でも値がつくケースや下取りと買い取りどちらで売るべきかも紹介していきますので、合わせてお読みください。
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<車を少しでも高く売る方法5つ>
- 車内をきれいにしておく
- エンジンのオーバーホールやエンジンを載せる
- 車関係の書類は揃えておく
- 純正用品を用意しておく
- 車をネットで売る
このページのもくじ
10年落ちの車の査定額はどれくらい?査定額が低い理由2つを紹介
売りたい車が10年落ちの場合、査定額を高くできるかどうか不安ですよね。
10年落ちの車はほとんど値が付かないと言われてますが、実際のところ査定額や買取相場はどうなのでしょうか?
この章では、10年落ちの車の査定額が購入価格に比べてどれくらい低くなるのかや10年落ちの車にあまり値段がつかない理由を紹介していきます。
年式別の査定額の目安を紹介!10年落ちの車は値が付きにくい
年式というは、その車が製造された後にはじめて登録をされた年です。
一般的に、車は年式が古くなるほど査定額は下がります。
1年落ち | 20~30%減 |
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3年落ち | 40~60%減 |
5年落ち | 60~80%減 |
年式別に買い取り価格の目安を販売価格と比較すると、1年落ちで20~30%減、3年落ちで40~60%減、5年落ちで60~80%減といわれています。
車によってはたった3年しか乗っていなくても、買い取り価格は購入価格の半額になってしまいます。しかも、5年経つと新車相場のおよそ2割程度だけの価値になってしまうこともあります。
そのため、10年落ちの車に値がつかない可能性があるということを否定することはできません。
車の状態や車種、走行距離などによって車の査定額は変わりますが、10年落ちの車の査定相場はあまり高くないと考えられます。
10年落ちの車の査定額が低くなりやすい理由2つ
10年落ちの車の査定額が低くなりやすい理由は2つあります。
1つ目は、修理費やメンテナンスの費用、維持費などがかかるからです。
年式が経った車はあちこち劣化していることも多く、新しい車と比べると修理費がかかりやすい傾向にあります。
また修理費だけでなく維持費もかかってしまうため、買取業者は高値で買い取りにくい傾向にあります。
2つ目は、走行や安全性に懸念があることが挙げられます。
車にも寿命があり購入から10年以上経った場合は、燃費が悪くなったり、カーナビの性能が悪くなったりする可能性が考えられます。
また、年式が古いほど走行距離が長いため、部品の消耗が激しいことも挙げられます。
以上のことから、10年落ちの車の価値はあまりなく、査定額が低くなりやすいのが現状です。
しかし、10年落ちの車でも査定額を上げるための方法を紹介していくのでぜひお読みください。
10年落ちの車でも査定額が高くなるケース3つを紹介
10年落ちの車の査定額は低くなりますが、車によっては10年落ちの車でも買取価格が高くなる場合も考えられます。
10年落ちの車でも買取金額を高くしてもらえるケース3つを詳しく紹介していきます。
10年落ちの車は海外への販売ルートを持つ買取業者で売るべき
10年落ちの車を売る場合は、買取業者を売るのがオススメです。
買取業者のには海外での販売ルートがある買取業者が多く、査定額が低くなりやすい10年落ちの車でも海外に売ることで査定額が上がることがあるからです。
日本の車は性能がよく、メンテナンスもしっかりされているため、海外で人気があります。
そのため、値が付かないような車であっても、海外では修理を繰り返しながら大事に使われているケースはよくあります。
特に車の技術開発がまだ発展途上の新興国では、日本車は非常に人気が高い傾向にあります。
10年落ちの車はもちろん、走行距離が長い車や、多少キズがある車でも売ることは可能です。
しかし、自動車ディーラーでの下取りは販売ルートが国内のみの場合が多いので、海外への販売ルートを持つ買取業者に売る方がオススメです。
10年落ちの車でも分解して個々の部品で売ることはできる
査定額が低くなりやすい10年落ちの車でも、個々の部品が売れるケースは十分考えられます。
車はおよそ3万ものパーツで作られているので、それらのパーツを分解し再利用することは可能です。
しかも海外においては「中古車の修理用」として部品の需要が高く、高い額で買い取ってもらえることも多いです。
具体的には、エンジンやバッテリー、バンパーなどをリユースすることはもちろん、鉄や樹脂などの廃材もリサイクル資源として売れています。
こうしたことから、10年落ちの車でも部品として売ることは可能ですので、査定額が低かった場合は部品で売却することをオススメします。
人気のある車種であれば10年落ちの車でも売れる
10年落ちの車であっても人気のある車種であれば売れることが多いです。
たとえば、日本車のなかでも知名度の高い高級車は海外において人気が高いです。
10年落ちの車であっても、日本製の高級車は耐久性にすぐれ壊れるといったトラブルも少ないため高値で取引されることがあります。
商用車としても使えるワンボックスカーは、新興国などにおいて需要が高いです。
たくさんの荷物を積んで険しい山道を走ったとしても、日本製のワンボックスカーは故障することも少ないため、古い車でも査定額が高くなる傾向にあります。
また国内でも輸入車やスポーツカー、クラシックカーといったマニアが好む車は査定額が高くなりやすい傾向にあります。
このような車は、10年以上経過していてもビンテージものとして扱われることも多いのが理由として挙げられます。
自分の売りたい車が中古車市場において、人気のある車種なのか確かめるのもいいかもしれません。
10年落ちの車を売るのに買取業者とディーラーどちらにすべき?
車を売るには、買取業者による買い取り方法と、ディーラーによる下取りに分けることができます。どちらの方法が良いかは、車を売却する人の状況によって異なります。
買取業者売る場合とディーラーで売却する場合、どのように異なるのかについて説明していきます。
時間がある人や人気車を売る場合は買取業者で売る方がよい
人気のある車種を売る場合は買取業者で売ることをオススメします。
理由は、市場で人気のある車種は買取業者間で買い取り競争が行われているため、高い査定価格を提示し買い取ろうとする買取業者が多いからです。
そして次に車を購入する予定がない場合や車に乗れない期間があっても問題がない場合も買い取りがオススメです。
なぜなら、ディーラーによる下取りは短期間で車の売却がしやすいですが、買取業者の場合には時間がかかる場合が多いので、時間に余裕がある方にオススメです。
高齢でもう運転はしないと決めた場合は次の車を購入する必要がないので、じっくりと買取業者を選ぶことができ、多少時間を掛けてでも複数の買取業者に買取査定をお願いするとよいでしょう。
次の車を慌てて購入する必要もないため、自分の都合の良いときに買取業者に依頼することができます。
時間がない人や古い車を売る場合はディーラーに売る方がよい
なるべく早く手間をかけずに車を売りたい場合は下取りで車を売るのがオススメです。
ディーラーの下取りなら複数の買取業者と比べることなく、ディーラーだけに見積もりを出してもらい、手続きもある程度任せることができます。
しかし、他社と比べることがないため査定額は低くなりやすい傾向にあります。そのため、何社も見積もりを出す必要がなく手間が掛からないといったメリットがあります。
通勤や仕事などで1日でも車がないと困る場合も下取りのほうが良いでしょう。下取りの場合、新しい車が納品されるまで古い車に乗れることがあります。
最後に年式の古い車や走行距離が長い車の場合も、下取りのほうがメリットは高いこともあります。買い取りでも可能ですが、買取業者によっては値段をつけてくれないこともあるでしょう。
下取りなら「次の車を購入してくれる」という観点から、多少なりとも値段をつけてくれる場合があります。
買取業者とディーラーの査定額を比較してみた
これから車を売るという方は、時間に余裕があるのかや売りたい車がどのような車なのかに注目するとよいでしょう。
まだ買取と下取りのどちらで売るのか迷っているという方に、買取か下取りどちらで売るか決める際の判断基準を提示していきます。
自分の車や時間の余裕などと照らし合わせ、売却方法を考えてみましょう。
〈買取業者とディーラーで売るのがおすすめな方〉買取業者 | 時間に余裕のある方や人気のある車種を売りたい方、査定額を高くしたい方 |
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ディーラー | 早く手間をかけずに売りたい方、年式の古い車や走行距離が長い車の方 |
古い車売るときは、下取りと買い取りで売る場合の査定額を比較してみることが重要です。
一般的には年式の古い車の場合、海外への販売ルートがある買取業者のほうが買取価格が高くなることが多いでしょう。
自動車ディーラーでの下取りは販売ルートが国内のみの場合が多く、価格がつかないこともあります。
どちらがお得か断言することは難しいものの、いろいろな販売レートを持っている買取業者のほうが、買取価格が高くなる傾向はあるでしょう。
車が日常的にないと生活に支障が出る場合は、ディーラーの下取りのほうがメリットは大きいです。しかし、少しでも買取額を高くしたい場合は、ディーラーの下取り相場はそれほど高くないため、積極的に買取業者を検討したほうが良いかもしれません。
売却先をまだ悩んでいるという方は、参考にしてみるとよいでしょう。
10年落ちの車を少しでも査定額を高くする方法5つ
10年落ちの車はただでさえ値が付かないと言われているため、少しでも査定額高くしたいですよね。
ここでは、車の査定額を少しでも高くするあめの方法を詳しく紹介していきます。
車内をきれいにしていた方が査定額が高くなりやすい
車の査定額を少しでも高くしたい場合、見えるところだけでもきれいにしておくことが大切です。
特に、シートやフロアマットなどは、交換が必要と判断されると、査定額が下がってしまいます。
車内は専門的な知識がなくても清掃できるところが多いため、査定前にはしっかりとお手入れをしておきましょう。
また、汚れた状態だと大切に乗っていないと思われてしまい印象が悪くなります。
売却を考えている車だからこそ、必ず洗車をしておきましょう。
エンジンのオーバーホールやエンジンを載せて売る
エンジンのオーバーホールとは、通常の点検作業ではできない劣化部品の交換や調整、洗浄を行う作業のことを言います。
エンジンのオーバーホールや載せ換えをしている場合、査定額が上がる可能性があるため、必ず申告しましょう。
ただし査定額が上がるからといって、わざわざ載せ替えてから査定に出す必要はありません。
エンジンのオーバーホールやエンジンの載せ換えには多額の費用がかかるため、載せ換えにかかった費用の分だけ損をしてしまいます。
車関係の書類は揃えておいたほうが査定額は上がりやすい
車を購入した際にもらった書類が一式揃っていると査定額が高くなりやすい要因になります。
車の基本情報や次の利用者に必要な書類の有無は、査定額に影響が出る場合もあります。
オーナーとしての信頼性にも関わるため、定期点検整備記録簿や取扱説明書などは、用意しておけるとベストです。
純正部品も用意しておく方が査定額が上がりやすい
純正部品とは、その製品を製造販売するメーカーによって、販売されている部品です。
もし売りたい車の部品を純正以外の部品に付け替えたなら、必ず純正品も用意しておきましょう。
基準ぎりぎりに設計されている社外品は、場合によっては車検に通らない可能性があります。
たとえ、運転しやすいようにカスタマイズしていたとしても、それは査定額を上げる要因にはなりません。
できるだけ購入時と同じ形に近づけることが、査定額を上げるためのコツとなるのです。
車をネットで売る方が業者で売るより査定額が高くなりやすい
ネット査定では一度に複数の買取業者の見積もりを出すことができるため、おおよその買い取り相場を簡単に知ることができます。
買取業者に車を売る場合、買い取り相場を知らないまま車を持ち込んでしまえば、相場より安く査定されてしまうケースに気づけない場合が考えられます。
しかし、ネットで複数の買取業者に査定をお願いすれば、手間がかからないだけでなく、買取業者によって査定額が下げられることを避けることができるのでとてもオススメです。
10年落ちの車を売るのは一括査定がおすすめ
車の査定額を上げたい場合は、買取業者選びが重要です。まず、自分の車がどの程度の価格で売れるのかを知る必要があります。
そのためには、一括査定をするのがオススメです。
一括査定がオススメな理由は2つあります。
1つ目は、簡単に複数の買取業者を比較しながら査定額が最も高い業者を見つけられるという点です。 1つ1つの業者に足を運ぶ必要がなく、複数の業者の面倒な営業に巻き込まれる心配もないため、オススメです。
2つ目は、自分の車の買取価格が知れることです。 1つの買取業者にしか査定してもらっていなければその売却額が高いのか低いのか判断する基準がないので、複数の業者に査定してもらうのがオススメです。
一括査定すれば、高価買取をしてくれる買取業者を見つけやすいため、特に10年落ちの車を売る人には特にオススメです。
一括査定でも複数の買取業者から見積もりをしてもらった上で最も高い売却金額を出してくれる業者を探して車を売るか、ディーラーに下取りに出すか、パーツごとに売却するなど色々検討してみるのもよいかもしれません。
効率よく売却を検討したい人は車の価値は時間が経つにつれて低くなるものなので、「車査定・買取の窓口」というサイトを利用するのがオススメです。
サイト下部のボタンから、一括査定サービスを利用して売りたい車の売却価格を調べてみましょう。
まとめ
10年落ちの車は一般的に値が付かないという事例も多く、買取相場もそれほど高くありません。
しかし、人気のある車種であった場合や車の状態が良い場合、走行距離が長い場合には査定額が上がる可能性もあります。
また、車の査定額を少しでも高くするための方法5つを記事内で紹介しました。
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<車を少しでも高く売る方法5つ>
- 車内をきれいにしておく
- エンジンのオーバーホールやエンジンを載せる
- 車関係の書類は揃えておく
- 純正用品を用意しておく
- 車をネットで売る
さらに、買取業者で買取に出すべきか、ディーラーに下取りに出すべきかの判断基準も紹介しています。
〈買取業者とディーラーで売るのがおすすめな方〉買取業者 | 時間に余裕のある方や人気のある車種を売りたい方、査定額を高くしたい方 |
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ディーラー | 早く手間をかけずに売りたい方、年式の古い車や走行距離が長い車の方 |
これから査定に出すという方は、少しでも査定額を上げられるように取り組むとよいでしょう。
無料一括査定を利用して、複数の買取業者から査定してもらい、高額査定をしてもらえる買取業者を探しましょう。
下のボタンから、自分の売りたい車の査定額を調べてみましょう。