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自動車保険に加入するなら、特約の付帯についても考えよう

自動車保険では、ベースとなる契約に特約を付帯することで補償内容を充実させる、あるいは保険料を安くすることができます。 そのため、特約の付帯は自分に適した補償内容を考えるうえで重要です。 それでは、どのような特約を付帯すべきなのでしょうか。また、保険料とのバランスをどう考えればいいのでしょうか。 そこで今回は、自動車保険の特約について専門家に聞いてみました。

自動車保険は、特約の付帯によって保険料が大きく変わる

自動車保険では、ベースとなる契約(主契約)に特約を付帯することで補償内容を充実させる、あるいは補償内容を限定し、保険料を安くすることが可能です。つまり、自動車保険の特約とは、基本の補償をカスタマイズするものです。

「弁護士費用特約」や「ファミリーバイク特約」のように補償内容を充実させる特約もあれば、「人身傷害補償特約」のように補償範囲を狭める特約、「子供特約」のような運転者の範囲を設定するうえで付帯する特約などがあります。

弁護士費用特約 事故の相手に対する示談交渉を弁護士に依頼する際の費用を補償する特約。
ファミリーバイク特約 125cc以下のバイクを運転していて事故を起こした場合に補償する特約。「人身(人身傷害あり)」と「自損(人身傷害なし)」の2つのタイプがある。
人身傷害補償特約 運転者または同乗者が事故によって死傷した場合に補償する特約。人身傷害補償保険(人身傷害保険)が特約となったもの。
子供特約 主契約とは別に、記名被保険者の子供について年齢条件を設定することのできる特約。

この点、自動車保険で特約の付帯は必要なのか、疑問に思う人もいることでしょう。特約は必要というわけではないものの、付帯するかどうかで保険料はかなり変わることは理解しておくべきです。

例えば、本人しか運転しないにもかかわらず「運転者限定特約」を付帯しないと、保険料がかなり高くなってしまいます。

その意味では、自分に必要な補償を選択し、必要以上の保険料を削るために、特約の付帯は欠かすことのできないものと言えるでしょう。

自動車保険に加入するなら、最低限付帯すべき特約

それでは、自動車保険に加入するうえで、契約者が最低限付帯すべき特約はどのようなものでしょうか。この点、「運転者限定特約」と「子供特約」は付帯しておくべきです。

運転者限定特約 運転者を限定することによって、保険料を安くできる特約。「本人限定」「配偶者限定」「家族限定」のタイプがある。

特に運転者の条件に関しては、保険料を算定するうえでも重要な項目の一つとなり、この部分の設定によって保険料が大きく変わってきます。

また、「弁護士費用特約」についても付帯しておくことをおすすめします。

事故で相手方との示談交渉が必要になった際、保険会社の担当者に任せられる場合には問題がないものの、もらい事故のように保険会社が示談交渉に介入できないケースもあります。

そのようなケースでは、自分で弁護士に依頼をすると費用がかなりかさんでしまうので、保険料が若干高くなっても弁護士費用特約は付帯しておいたほうが安心です。

補償の範囲や対象を広げる特約は、付帯すると保険料が高くなってしまいます。しかし、万が一のときに備えて、補償の範囲は広くしたいもの。逆に、保険料の節約を優先しすぎると補償が薄くなってしまいます。

自動車保険では、特約による補償と保険料のバランスを考える

そこで、特約によってある程度の補償を維持しつつ、保険料を安くするにはどうすればいいのでしょうか。

例えば、前述のように「運転者限定特約」で「本人限定」「配偶者限定」「家族限定」のいずれかに設定することで、保険料を抑えられます。

また、「ファミリーバイク特約」についても、「人身(人身傷害あり)」と「自損(人身傷害なし)」の2つのタイプがあり、後者に設定することで保険料が抑えられます。「人身」のタイプにすると2万円以上も保険料が高くなるケースがあるので、注意が必要です。

さらに、「運転者年齢条件特約」により、「21歳以上」や「26歳以上」などと運転する人の年齢を限定すれば、保険料を安くすることができます。

POINT

  • 自動車保険の特約とは、基本の補償をカスタマイズするもの
  • 「運転者限定特約」と「子供特約」、「弁護士費用特約」は付帯するのがおすすめ
  • 運転する人の範囲や年齢を限定することで、保険料を安くできる
運転者年齢条件特約 運転する人の年齢を限定することで保険料を安くできる特約。年齢条件には「全年齢」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」などの分類がある。
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