皆さん自分の車を大切にしてますか?
もし事故を起こした時に必ず必要な自動車保険。この保険について正しい知識と理解をもっている人は多くはないと思います。決して安くないお金を払っていると思いますが、それは最適な料金設定と言えますか?
このサイトは自動車保険の正しい知識を皆さんにお届けし、意外と見逃しがちな保険料を最適にする方法を紹介していきます。
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自動車保険は様々な種類がありますが、自分に合った保険を正しく選べていますか?自動車保険の仕組みを正しく理解していないと、せっかく保険に入っていても事故で損をしたり、高い保険料を取られてしまっていることもあります。「自動車保険が高い人の特徴」に当てはまる人は特に要注意です。
一度自動車保険を比較していても、長く使っていると条件も変わってくるので、実は高い保険料を取られて損をしている可能性があります。そんな方のために、自動車保険の一括見積りというサービスがあります。一括見積りをすると、最大8社の自動車保険を一度に比較することができるので、自分の条件にあった一番安い保険を簡単に見つけることができます。
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自動車による事故を補償する保険は、「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」の2つに分けられます。一般的に自動車保険と呼ばれているものは任意保険にあたります。強制保険と任意保険は全く別のものなので、2つの違いをしっかりと覚え、自動車保険の基礎知識を身につけましょう。
自賠責保険(強制保険)は、正式名称を「自動車損害賠償責任保険」と言い、自動車やバイク(二輪自動車・原動機付自転車)を運転する人には、加入することが法律で義務付けられている保険です。自動車やバイクを購入する際には、必ず自賠責保険に加入するように心がけましょう。一般的には自動車やバイクを購入する際、販売店で加入を勧められることが多いので、心配することはありません。
自賠責保険に未加入のまま、車やバイクで走行した場合は、法律によって罰せられます。自賠責保険の証明書は車両にいつも置いておかなければならず、もしこの証明書がない場合には30万円以下の罰金となります。また、有効期限を経過している場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金と免許停止処分を受けます。
また、自賠責保険に加入していないと、車検を受けられないなどのデメリットもあります。
なぜ、自賠責保険の加入が義務付けられているのかというと、交通事故による損害賠償の負担を減らし、加害者を救済するためです。もし、自賠責保険に加入していない「無保険車」が事故を起こしてしますと、加害者の経済力では賠償責任を負えない場合があります。その場合には、法的処置が施されますが、そうならないために自賠責保険の加入が義務付けられています。
自賠責保険の保険料(2017年4月現在)は以下のようになっています。沖縄県、離島などの一部地域については、下記の保険料例と異なるので、注意が必要です。
12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | 48ヶ月 | 60ヶ月 | |
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自家用乗用自動車 | 15,520円 | 25,830円 | 35,950円 | - | - |
軽自動車(検査対象車) | 15,130円 | 25,070円 | 34,820円 | - | - |
バイク(250cc超) | 8,290円 | 11,520円 | 14,690円 | - | - |
バイク(125cc超~250cc以下) | 8,650円 | 12,220円 | 15,720円 | 19,140円 | 22,510円 |
原動機付自転車・バイク(125cc以下) | 7,500円 | 9,950円 | 12,340円 | 14,690円 | 16,990円 |
自賠責保険は、交通事故の被害者を救済するという観点から、他人をケガさせた、死亡させた場合の対人賠償保険のみ補償されます。自動車が損害してしまった場合や、運転者自身がケガをした場合などは補償されません。
全ての契約者に公平に、かつ被害者へ迅速に支払いをするため、保険金などの支払い限度額も決まっているのが特徴です。
死亡の場合 | 限度額は、被害者1名につき3000万円です。 補償内容は、葬儀費、逸失利益、被害者および遺族の慰謝料です。 |
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傷害を負った場合 | 限度額は、被害者1名につき120万円です。 補償内容は、治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料です。 |
後遺傷害を負った場合 | 限度額は、被害者1名につき常時介護を要する場合で4000万円、随時介護を要する場合3000万円です。 等級に応じて75万円から4000万円までの幅があります。 |
任意保険とは、一般的には「自動車保険」と呼ばれており、自賠責保険とは違い、加入を義務付けられておらず、補償の内容によって保険料が異なるのが特徴です。
自賠責保険は、国が義務付けている保険制度なので、手厚い補償が受けられると勘違いしてしまいがちですが、実際には、カバーされる補償の範囲は狭く、受け取れる保険金の限度額も決して高いわけではありません。
例えば、自分の不注意で大事故を起こしてしまい死亡者が1名出てしまったとします。死亡した人が年収500万円以上の30代男性ならば、ある保険会社のデータによると補償金額は約7500万円を請求されます。死亡の場合に自賠責で補償される限度額は3000万円ですので、4500万円は不足します。仮に被害者が50代の主婦であっても補償金額は約3500万円以上を請求され、500万円以上不足します。
このように自賠責保険のみでは現実の事故で十分な補償をすることができません。そこで、これをカバーするために任意保険というものがあるのです。
任意保険は、自賠責保険とは違い、対人・対物賠償保険、車両保険、人身傷害保険などから自分に必要な補償を選び、カスタマイズすることができます。また、「特約」を付与することでさらに補償範囲を広げたり、任意保険に加入することで無料のロードサービスを受けることもできるので、任意保険に加入するメリットは大きいです。
任意保険の補償内容
(1)対人賠償保険(相手方への補償) | 交通事故で相手方の車に乗っていた人や歩行者をケガさせたり、死亡させてしまったときなど、法律上の損害賠償責任を負担する場合に、自賠責保険の補償上限を超える損害賠償をカバーします。 |
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(2)対物賠償保険(相手方への補償) | 交通事故を起こして、他人の車や物などの財物に損害を与えた際に、保険金が支払われます。 |
(3)人身傷害補償保険(自分・搭乗者への補償) | 過失割合に関わらず、保険会社の基準によって「実損害額」の保険金が支払われます。車に乗っていた人の損害は、基本的に無条件に補償されます。 |
(4)搭乗者傷害保険(自分・搭乗者への補償) | 自分の車に乗っている人(運転者・同乗者)が死亡・ケガをした場合に、「自賠責保険」や「対人賠償保険」などとは別に保険金が支払われます。 |
(5)無保険車傷害保険(自分・搭乗者への補償) | 賠償能力が十分でない車の過失による事故に巻き込まれた場合に、保険金を受け取れます。 |
(6)自損事故保険(自分・搭乗者への補償) | 運転手みずからの責任で起こした事故により、運転 |